美の虚像
2013年5月21日
ソーシャルメディアの登場で、
ヒトとの最初の対面はネットとなりました。
会う前にプロフィール写真を見ることで、
そのヒトの印象を形成することを可能にしました。
それは、リアルでの第一印象の重要性を薄めているとともに、
一枚のプロフィール写真から、
「直感的」にヒトは「どんな人間か」を判断します。
プロフィール写真に加工や誇張を施し自己満足しても、
リアルで会った時には相手に違和感を感じさせ、
次第に本当のことはバレてしまいます。
ありのままの自然体を見せたほうがいいのです。
私は、撮影前にお客様と充分にお仕事に対する話をお聞きします。
お聞きすればするほど、仕事への情熱、夢、すばらしい話が広がっていきます。
そこには自然と素晴らしい表情も伴っています。
美とは顔のつくりではなく表情からうまれると思います。
私は、その瞬間を大事にしています。
あなたの内面の魅力を引き出し、
あなたの魅力を多くの人々にお伝えするのが私の仕事です。
「第一印象に二度目は無い」という信念を持って、
最高のあなたを撮ることが、私の使命と考えています。
あなたが伝えたいことを、伝えたい人達に、ちゃんと伝えていくための、
最初の扉がプロフィールに使われるポートレイトです。
最高のあなたをポートレイトに使ってほしい。
それが私の願いです。
土門拳は著書「死ぬことと生きること」で次のように書いています。
ーーーー
肖像写真は
一つの人間像でなければならない。
その人間の
過去と現在をまざまざと物語る、
いわば
自叙伝でなければならない。
いや、
非常にすぐれた肖像写真ならば、
現在を通して、
その未来をまで
表すかもしれない。
ーーーーー
興味を持っていただけましたら、まずはお問い合わせください。
用途に合わせたポートレイトをご提案いたします。
フォトスタジオKiPSY